このサイトは「プラスエイト」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
当サイトスポンサー・メンズ眉サロン「プラスエイト」代表の佐々木啓介さん。
2021年11月現在、関東に4店舗展開しているプラスエイト。新店舗の計画も進んでおり、「日本中の男性を元気にしたい」という佐々木さんのビジョンは、着実に前進しています。
ここでは、佐々木さんにプラスエイトを通して叶えたいこと、お客さんやスタッフ、業界への思いを語っていただきました。
株式会社プラスエイト代表
佐々木啓介さん
「仕事が好き・人が好き」という雰囲気が溢れて出ている、気さくな性格。話していると、そのバイタリティにこっちまで元気をもらえるパワーを持っています。【取材した編集チームより】
今や大人気となっている「プラスエイト」。当サイト編集チームがお邪魔したときは、毎回平日にもかかわらず、多くのお客さんで賑わっていました。
そんなプラスエイトも、開店当初は苦難の連続だった!?
佐々木さんの「日本の男性を元気にしたい」というビジョンは、その苦難から生まれたものだったのです。
実は、最初からじゃないんです。
開業当初、半年ほどまったくお客さんがこなくて、朝から晩まで有楽町駅でビラ配りをしていたんですが、ビジネス街ということもあって、受け取ってももらえない日が続いて。
それまでは、この新しいビジネスが世の中にきっと受け入れられて、お客さんが来てくれるという確信があったのですが、それは頭の中の世界だなと気づいたんです。
「何かを生み出す」ってそういうことじゃないんだなって。
そんな時代もあったんですね。
そこからどうしたかというと、周りの会社にも飛び込みで営業をかけました。
「5分だけください」って、社長さんに時間を作ってもらって、メンズの眉毛についてプレゼンをしました。
会社の顔なので、印象が良くなります!って力説しました(笑)。
直営業ですか!!
はい。もちろんほとんど門前払いでしたが、たまに来ていただけることがあって、その時は1時間の眉毛のコースでも、時間を気にせず、全力で話をして、盛り上げていました。ケーキなんかも出しながら、時には3時間くらい、社長さんを楽しませることに必死でした。
そうするとね、見えてくるんです。
男性の本能が、どこに反応するのかが。どんなサービスや、どんな情報を欲しがっているか。そして、どうすれば眉毛をやりたいと思ってくれるのか。これらの情報は頭の中で考えているだけでは絶対に出てきません。
そういったことを繰り返して、目の前のお客様に「200%真剣になる」ことの意味を知ることが出来ました。
単なる売上や利益を取るためではなく、今目の前にいる人に対して、何ができるかを真剣に考えて、それを全力で実行することで、結果につながるという、考えが出来上がっていきました。
その考えが今も根っこにあると。
そうです。目の前の人に対して、自分の持っているものを全力でぶつけていけば、結果相手は笑顔になる。
僕たち人間は、不完全な生き物です。完ぺきではありません。だから、タコはタコなりに、マグロはマグロなりに、一人ひとりが人に貢献する形を全力で考え、行動すればいい。
その思いが、1年目から今まで、ずっと自分の土台になっています。
佐々木さんが「プラスエイト」を始めたころは、メンズ眉サロンは珍しい存在でした。
しかし、2021年の今、メンズ眉サロンは、けして珍しいものではありません。
業界をリードしてきた「プラスエイト」として、今のメンズ眉業界の盛り上がりについては、どう感じていますか。
業界が盛り上がるというのは、イコール競合が増えるということでもあると思うのですが。
3年目くらいまでは、自分たちの位置をキープするために、できるだけ情報や技術を外に流さないようにしたいと考えていました。
当然といえば当然の考え方ですよね。
そもそも、自分の位置を維持するために、誰かにマイナスな感情を抱いたり、マイナスな行動をするというのは間違っていることじゃないですか。独立した子を邪魔するとか。
そういうことは絶対にしたくないとは思っていました。
だって、相手を下げても、自分が上がるわけではないですから。
そういったことをずっと考えていたら、自分たちの位置をキープすることを優先するのではなく、マーケットを作っていけばいいということに行きついたんです。
なるほど。パイを広げると。
そうです。今東京に20~25くらいのメンズ専門の眉毛サロンがあるのですが、そのサロンが全部、正しい形で繁栄して、その結果もっとメンズ眉毛業界が盛り上がる。
プラスエイトも、もっと技術やサービスの質を高めて、お客様に喜んでいただけるようにする。そうやって、マーケットを広げていけばいいだけのことだなと。
奪い合うから、いつまでたってもプラスマイナスゼロなんです。
そうではなくお互いが与えることにフォーカスすれば、自然とマーケットは広がるし付加価値が生み出されていく。
メンズ眉毛サロンの経営者さんと、結構仲が良かったりするのですが、相談を受けたりもします。
ライバルではなく仲間という感覚でしょうか。
「良きライバル」という感じですね。マーケットをいい形で広げていけば、ワクワクと笑顔って増えていくものだと思っています。
マーケットが広がる中、「プラスエイト」がお客様に求められ続けるために、どういった差別化や進化をかんがえているのでしょうか。
大きくなってきたメンズ眉毛のマーケットの中で、お客様にとって、「プラスエイト」はどういう存在でいたいですか?
一番重要なのは、眉スタイリングの技術です。他のサロンさんでは、脱毛やネイルなど様々なメニューを用意しているところがありますが、私どもは「眉毛」だけに完全に特化していきます。
つまり、徹底的に「眉毛」にこだわり、「眉毛」を追求していきます。そこで差別化をしたいと考えています。
だからこそ、安売りするつもりもなくて。11月からはメンズ眉業界では、おそらく初となる「トップスタイリスト制度」を導入します。
ブロウティスト検定試験の3star以上の取得者は指名料を600円いただく形です。
美容室では、よくみる制度ですね。
はい。技術に責任を持って、だからこそ、その対価もいただく。スタッフには、指名料の半分がそのままお給料にプラスされるので、スタッフの技術研鑽意欲も高まります。
同時に、スタッフは、それだけの技術を提供しないとお客様が離れていくという責任感も、より強くなる。
いい循環ですね。
ブロウティスト検定試験の3starを取ると、資格手当もつくので、スタッフもやる気が出ますよね。
利益を上げて、“人”にちゃんと還元したいと思っています。それが、僕のもうひとつの夢に繋がるので。
話の流れで出てきた、佐々木さんのもう一つの夢。それは、壮大なものでした。
もう一つの夢?
美容業界を変えたいんです。
美容業界の平均年収って、313万くらい。それを500万円くらいに上げたい。
働いているみんなが、心から笑っている世界にしたいと思っています。もちろん、それ以上の価値をお客様に与えることが絶対最低条件ですが。
私の友人でも、仕事は好きなんだけど、40、50になって、この仕事ができるかといったらできないし、独立も難しいからと言って、美容師を辞めてしまった子がいました。
そういうのって、とても悲しいですよね。結婚しても、出産しても、続けられる世界にしたい。
そのためのロールモデルになりたいし、なるつもりです。
女性が輝き続けるためには何が必要か。男性の笑顔とともに女性の笑顔を増やすために、僕に何ができるか。子育て支援や暖簾分け制度、賃金のベースUP…やりたいことだらけですね(笑)。
そうやって、マーケットを広げていくと。
そう!それでお客様も働くスタッフも、僕も笑顔になっていけたら最高。
自分に関わった人をみんな笑顔にしようと、様々な取り組みを行っている佐々木さん。
「人を笑顔にするには、まず自分が笑わないとね」とおっしゃっていたのも印象的でした。
興味が湧いた方は、佐々木さんが経営する「プラスエイト」に足を運んでみてください。
佐々木さんはよく「日本の男性を元気にしたい、笑顔にしたい」とお話ししているのですが、そういったビジョンはプラスエイト創業時からお持ちなのでしょうか。